壁押しストレッチで腰痛改善

かつてなく歩行距離が短くなってしまった現代人

壁押しストレッチで腰痛改善

 

車やその他の便利な移動手段などの普及によって、人類史上、かつて、これほど歩かない時代はないという程、現代人はあまり歩かなくなりました。人間の背骨は四足歩行から二足直立歩行に進化する過程で、最も直立歩行に適した形状へと進化してきましたが、歩かなくなってしまった現代の生活のおかげで、人間の背骨の形状にも影響が出る事が多くなりつつあると言われます。

 

人間の背骨は緩やかなS字上のカーブを描いており、腰椎は前方へやや弓なりにそった形をしています。腰椎は骨盤の後方部分にある仙骨の上に乗っています。そのため骨盤の前傾角度が大きくなると、腰椎の反りが強まる事となり、腰痛持ちの人は普通の人よりも骨盤の前傾が大きく、腰椎の前方へのそりが強まってしまう事が多くなるのです。

 

骨盤には背骨を支える背筋や腹筋が付いており、骨盤の前方には股関節を曲げて膝を伸ばす筋肉や、後方には股関節を伸ばしたり膝を曲げる筋肉がついています。

 

歩いたり走ったりするときにはこれらの筋肉は絶えず伸縮を繰り返しているので、骨盤に対して腰椎が反り返らないように背筋とともに復帰にも力が入って上体をしっかりと支え、股関節や膝の屈伸筋も働いて骨盤の傾きを減らしています。

 

そのため歩いたり走ったりする運動には骨盤の角度を矯正して腰椎を自然なカーブに保つ動作が含まれていると言われるのです。

 

しかし、普段運動をしない現代人が、急に走ったりと激しい運動を始める事はあまりお勧めできず、弱くなった骨や筋肉を痛めたりアキレス腱を切ってしまうなど、事故を起こす恐れすらあるのです。

 

さらに急に過度な運動をするともっと腰痛が激しくなる場合があり、結果として、腰痛改善には逆効果となってしまうのです。


壁押しストレッチで腰痛を改善しよう

そこで運動不足の人でも無理無く始められるストレッチとしてお勧めしたい運動が、「壁押しストレッチ」です。

 

まず壁に向かって立ち、片足の足を後ろに引いて膝を伸ばし、前足は膝を曲げてバランスを撮るようにしましょう。両方のかかとは床からはなれないようにつけておき、その体制のまま胸の高さに上げた手のひらで壁を押しましょう。肘を曲げて顔を近づけるようにし、壁に向けて立った状態でいわゆる腕立て伏せのような動きとなるのです。

 

肘を曲げて顔を壁に近づけるようにすると、押す力がよく入り、背骨と骨盤が一直線となるので後ろのアキレス腱が伸びていくのが自覚できると思います。

 

5秒ほど壁を押したら左右の足を交代して、これを左右5回ずつ行いましょう。

 

背骨をまっすぐにし、反り返らないように注意する事がコツで、この動作は歩いたり走ったりするのと同様に骨盤の後方を引き下げて前方を引き上げ、強まっていた腰椎のそりを減らす効果などがあります。

 

普段からあまり歩かない人や運動しない人は、この壁押しストレッチを十分利用することによって、腰痛症状の軽減や予防を実現させることが望まれるでしょう。

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※注: 腰痛は自分で治すのが理想ですが、ガンや骨粗しょう症による腰痛など、一刻もはやく病院に行くべき腰痛が存在していることも事実です。当サイトで検証する腰痛解消法については、あくまで腰痛症状は自己判断のみに頼らず、かかりつけ整形外科医等の専門家アドバイスを聞きながら行って頂くよう、お願い致します。

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